こんにちは。葛西KT矯正歯科のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は矯正治療で歯が動く仕組みを2回に分けてお話します✌

なぜ歯は動くのだろう?
なぜ矯正治療は時間がかかるのかな?
このような疑問をお持ちの方も多いかと思います。
そこで、まずは歯の構造から、そして骨の代謝機能の概要をお話していきたいと思います。
歯の構造を知ろう💡
歯は歯根膜と歯槽骨(顎の骨)に支えられています。
歯根膜は、繊維で出来ていて、物を噛んだときの力を分散させるクッションの働きをしてします。
また、歯根膜には神経や血管が通っているので、歯根に栄養を供給したり、物を噛んだときの感触を脳へ伝えたりする働きもしています。
歯を動かすためには…
硬い顎の骨の中にある歯を動かすためには、身体が元々持っている『骨の代謝機能』を利用しています。
骨は、一定以上の圧力がかかると“吸収”という現象を起こして、骨を溶かして圧力を軽減しようとします。
また、スペースの空いたところでは、骨が新しく作られてスペースを埋める働きを持っています。
この、骨が吸収し溶ける現象を「骨吸収」、骨が新しく作られる現象を「骨形成」といいます。
矯正治療では、「骨吸収」と「骨形成」を意図的に繰り返すことで、歯を1ヶ月で約0.3ミリ移動させることができます。
しかし、矯正治療を受ける患者さんの歯の場合、平均して4.0ミリの移動が必要です。
4.0ミリを動かすのに1年以上かかるのです。
時間はかかりますが、身体が元々持っている機能をうまく利用するので、歯に負担をかけずに治療をすることができます。
より詳しいメカニズムは次回のブログをお楽しみに🦷✨
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